#21 自分の学びに責任を持つ

 

『学び合い』は、一人も見捨てず、人と折り合いをつけながら、多様な考えに触れながら、課題を解決していく。

 

6月に入り、少し停滞気味。

 

クラスの様子を見ていると…

①必死さが薄くなってきている。

②学ぶ「ふり」をしてる子がいる。

③上位層は走っている。

 

上位層が

みんな一生懸命やってない…的なことを教えてくれました。

 

こんな状況だけど、いいの?と話してみたけど、「よくないです!こうします!」と模範解答。

いやいや、上位層はわかってる。

伝えようとしてる。

 

でも、届いて欲しい人にまだ届いてない。

 

 

 

そこで、岩瀬直樹さんの

「学びのコントローラー」の話を思い出した。

自分で自分をコントロールする。

これが大切だ!

 

しかし、まだこの語りでは届かなそうな気がする。

 

 

そんな時に価値語の

「学び合いとは、寄り添い合うこと」を思い出した。

学び合いは、助けてくれる友達にもたれるのではなく、お互いが自立して、高め合うこと。

その話をしようかな…

 

直接的なことを言うと、

「自分の学びに責任を持つ」ということ。

わからないことがあると、一生懸命質問したり、考えたりしている子どもがいる。

それは自分の学びに責任を持っているから。

その責任を、友達の力を借り、自分で考えたりして、果たそうとしてるから。(ちょっと言い方が強い?)

 

まだまだ、自分がわかるときはできるけど、壁にぶち当たったときに、これを放棄している子どもが多い。

 

大人になると、自分の力でできることは自分でやるのが一番。

何でもかんでも、努力もしないで、人にもたれかかる人は信用されない。

力は持っているのに、力がない人と勘違いされるかもしれない。

頑張ってないのに、助けてと言われたら、「いやいや」と自分は思う。

 

そんな風に思われるような人になってほしくないな。

 

 

そんな風に話してみようかな。

 

いやでもこれは、誰に向かって話すのか?

 

 

『学び合い』は、人の力を借りながら課題を解決していくけど、諦めそうな人も見捨ててはいけない。「一緒に頑張ろう!」と勇気付けることも『学び合い』。

ここらへんが少し違和感…

 

うまくいく場合といかない場合があるな。

それをコントロールしようとしてる自分がいるからかな?

いや、語りで、意思表示と目標提示をしてるだけなんだけどな。

 

『学び合い』。

自立した学び手を育てる。

 

両方を欲しています。