#26 有意義な時間

 

普段仕事してると、同じような考え方をもっている同僚は少ない。

(その中で折り合いをつけながら仕事してるから、不満はないのだけれど)

 

しかし、久しぶりに同じような考え方をもっている方と話すと、やっぱりそうだよな〜と思う。話がすんなり入ってくるな〜

 

 

成績シーズン。

学習内容もほぼ終わり、2学期の復習に入り始めている。

特に国語と算数、社会は自由。

その中で鍵になるのは、

「けテぶれ」。

漢字と計算の宿題を出しているのだけれど、2学期から「けテぶれ」を始めた。

個々によって取り組みの差があるから、学びの定着にも差があるのだけれども、結果としてはなかなか良い。(要因はそれだけではないのだけれど。)

自分一人で取り組む時はやはりだらだらしたり手を抜いたりしてしまう。「けテぶれ」だと、やらされてるのではなく、自分でしないといけない、学習者が主役な感じがする。

漢字まとめテストで6年間で初めて100点をとった子が、「けテぶれ」のおかげだと言ってきた。さらに1学期の平均点を5.5ポイント上回った。

家では「けテぶれ」、

学校では『学び合い』で復習したら確認し合ったり。

その結果が出たのだと思う。

 

算数は単元ごとに得意不得意がある。

1番苦手が多いのは「比と比の値」だけれども、他にも復習したいところはある。

また1学期の復習もやりたい子もいる。

そんな子どもに備えて、環境を整えている。1学期初めから2学期終了までの学習が復習できる環境。すきま自学の充実。

 

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まとめテストの結果も踏まえて、自分の力を分析して、苦手なものに取り組む。

分からないところは、自分で調べたり友達に聞いたり。

その様子を見て、可視化していく。その繰り返し。

全て理解できてる子どもには、発展問題を用意しておく。そこでも、あーでもないこーでもないと頭を寄せ合って話し合う。そこに「ここ分からん」と比例の基礎問題を持ってきて、そこで説明大会。

一人で悩んでそうな子に声をかけると、近くにいる子どもが覗き込んできて、説明してくれる。

 

もちろん、担任が用意したプリントでなく、計算ドリルや教科書の問題に取り組む子どももいる。

 

自分で選ぶ。

自分で取り組む。

一人なんだけど、ひとりぼっちではない。

周りが助けてくれる。

 

 

この様子を見てると、幸せだと感じた。

 

 

でも、課題も見えてきた。

その先へ行かなくては。