#32 再開
ついに再開。
学校側はやはり怖いですね。
消毒や人との距離、手洗いやエチケットの徹底…
学級開きをしてははずなのに、そんな話もしないといけませんでした。
でも、できるだけそんな話は抑えて、これからの楽しいこととか、みんなで成長しようとか、そんな明るい話をしたつもりです。
子どもたちの様子…
休校中どんなだった?指で示して!
5(パー)🖐…めちゃくちゃ楽しかった!
4…まあまあ楽しかった!
3…まあいつもと変わらない、普通かな!
2…あんまり楽しくなかった〜
1…全然楽しくなかった!
結果はというと…一人ひとりばらばら。笑
自分の時間を過ごせたり、普段できないことができたり、一方で、友達と会えなかったり、暇だったり、、、
でも、共通してたことは、
「友達とは会いたかった」ということ。
今は、LINEなどで、直接会えなくても、子ども同士は繋がれている。
それでも、つながれない人がいたり、制限があったり、やっぱ直接話したいな〜って、リアルなつながりを求めていた。
学校内では、よく話していたな〜と思いました。
学校が再開して、不安があるのも確かだけど、会えた嬉しさの方が、子どもたちは勝っていたかな?そんな顔を見るのは嬉しかった〜!
これからのこと。
まずは「コロナ対策」。
やれることはやっている。
分散登校をしつつ、子どもたちへのマスク・手洗い指導、消毒…「完璧」は無理かもだけど…
学習のこと。
まずはこの状況の中で、いかに学びに向かえる環境を整えられるか。ただでさえ、コロナやら9月入学やらで騒がしい。不安もある。その中で、子どもが安心して学べる環境をつくっていく。具体的にはひとりひとりをしっかり見取って、フィードバックしていくということ。
「このままでいいよ!続けて行こう!」
「ここまでできたね!次はどうしようか?応援するよ!」
「最近調子悪いようだけど、大丈夫?なんかあったら言ってね!」
外の声は外の声として、学校ではしっかり寄り添って、安心して学べるように。
しかし、それ(私の力)だけでは、追いつかない。
そこで子ども同士のつながり。
今は分散登校をしている。ということは、クラスを2または3のグループに分けている。
でも、クラスみんなで一つのチームだと思っているので、いかにグループ同士をつなげられるか。
具体的には、学習の様子や成果物をお互い見合えるようにして、コメントなりメッセージなりを書き合うこと。
ビデオを撮り、それを見合って、お互いの刺激にしていくこと。
グループの足跡を共有し、クラスの足跡にしていくこと。
もちろん、グループ内でのつながりも大切にしたいと思う。いろいろな制限があるけれど、ホワイトボードに考えを書いて、見せ合うってのもやってみた。それもなんかいい感じ。
いつの日かみんなで顔を合わせて、学校での日々が送れることを期待しながら…
行事も、学校の活動も大きく制限された中で、何が子どもの幸せかを考えないとね〜(学校全体で。)
#31 休校中のこと
最近、在宅勤務が増え、娘と朝からずっと過ごすことが多くなりました。
最近娘ができるようになったこと
・歩く。
・三輪車にまたがり、散歩できる。
・名前を呼ぶと、手を挙げる。
・ごちそうさまの挨拶ができる。
まだ1歳なってないですが、こんな成長するんだ!と感動しております。
そういう私はどうでしょうか?
最近したことを書きます。
・『』の課題作りで悩む。(仲間に救われる)
・学校では、各家庭に電話をし、子どもや保護者と話す。(声きけてよかった〜)
・おすすめいただいた本を1冊読む。
・ zoomに慣れてきた。(ホストも経験したい)
・黒板に鬼滅の刃の絵を描く。(消すかも)
・課題プリントを印刷し、袋詰めし、各家庭に配る。
・義父から送られてきた岩牡蠣をむき、生で食べる。(そこで器用さをアピールし、薪ストーブをねだるが、却下される。)
・ zoom朝の会の視聴
・職場のパソコン周りを整備
・胃を痛め、初めての超音波・エコー検査をする。
・文科省の映像を見る。
成長とまではいかないものの、時代の流れについていけてない部分を補おうと、取り組んでおります。しかし、実際に行動に移してはいない。
そこで、今からやること
・Windows10のQRコード読み取りアプリのいいやつ探す。
・学級の準備
授業の課題作り、クラス会議、哲学対話、道徳、お便り、けテぶれ、
・校務分掌の仕事
プログラミング研修準備、特別支援教育研修準備、校務支援研修準備、
・ zoom導入のための準備
資料集め、編集まとめ、どう伝えるか、
全国でいろいろな取り組みがあっており、現状維持では後退するばかりです。
「今より良くするために」を考え、行動しなければ…
4月になってからも、休校が続いています。
ニュースもコロナ関連のことばかりだし、教育のことについても、かなり取り上げられ、議論されています。
昨日の深夜には「学校の情報環境整備に関する説明会」の映像を見ました。
予算のことやGIGAスクール構想、「未来の教室」などにも触れられており、文科省をはじめとした各省庁の意気込みが感じられました。
全国の自治体や学校では、 zoomで朝の会をしたり、オンラインで双方向の授業をしたりしているところがあります。先進的に進めていただいていて、ものすごく学ばせてもらってます。
めちゃくちゃ刺激になります。
おれもやらなきゃと思います。
できることを、したたかに。
#30 黙る
当分の間は黙っておこう。
あれもできる、これもできると
先のことを言ったり、新しいことを提案すると、
・ついていけないと思われる。
・気が合わないと思われる。
・変な人と思われる。
・距離を取られる。
「いいね!やってみたい!」と言ってくれる人は変な人か、気を使って言ってくれてる人か、奇跡的に気が合う人。
例え、どれだけ効率がいいこと言っても、
みんな自分のペースを持ってるから、
乱されたくないのよね。
だから当分の間は、大人しくしとこうと思います。
自分のイライラを我慢すればいいだけ〜
周りの人は、職場でしたい仕事があまりないらしい。
自分は、勤務時間フルに使って、やりたいことたくさんあるのに。
時間の使い方がもう合わないや。
#29 何ができるか、何が最善か、優先順位は?
どの自治体も休校表明が増えている。
GW明けからスタートという話もある。
ただでさえ時間がない中教育活動を行なっている中で、最短でも1ヶ月の時間が削られる。ただではすまない。
しかし、コロナウイルスに腹を立てても、政府に腹を立てても時間は戻らないし、いきなり一人一台タブレットを配布して、オンライン授業を行なってくださいとなっても、現場はほとんどの人が混乱するだけだと思う。
ネット授業や塾の手を借りていくこともあるけれど、みんなが「それいいね!やろう!」というわけでもなさそう。
現状、GW明けのスタートで、学校でどうしていくか?を考えていかなければならない。
(現場では、「無理やろ。」とさじを投げている人が多いのだけれども。)
だから、温度差があるのかなぁ〜
今日は初zoomしてみたけど、世の中すごいな〜こんなこともできるのか。使わない手はないよな。
#28 コロナでペース乱れる。
ほぼ100%と言っていいくらい、自分で何かを生み出すことが苦手。
『学び合い』にしろ、その他の実践にしろ、とりあえずやってみて、「お、いいな!」と思ったものをやってみる。なんかうまくいかないことを見つけたら、そこで考えてより良くしていく。
自ら新しいものを生み出してる人って本当にすごいと思う。でも、そんな人はほんの一握りで、真似から入って自分のものにしていく人がほとんどで、自分もその一人。
何もかも鵜呑みにして、ただ真似をする事だけはやめたい。
ここ4年のうち3年は6年生担任という事で、先の見通しがある分、改良・進化やもう一度原点に戻ってやっていきたい。
その中でも、もう一回しなきゃというのが「新学習指導要領」。
数冊は持っていたのだが、恥ずかしいことに全教科は持っていなかった。(笑)
※一応iPadに全部入ってるのを読んでた。
某附属小学校の実践を見たり、
コロナウイルスで休校になったり、
同じ学年を何回もしたり、
「時間がある」状況はうまく生かさないともったいない。
新学習指導要領の読み直し
今までの実践のふり返り・足場を固める
総括・精選、
やっていこうと思う。
自分の実践については話せるように。
なーんて考えていると、
周りの方達とペースが合わない。笑
やばい。自分のやりたいこと、わがままがもろ出てる。
折り合いをつけながら進めないと…
そして、やるべきことはしっかりと。
クールに行きましょう。
#27 来年度に向けて、ただただ書き連ねています。
1年間、『学び合い』を実践してきました。
子どもたちもよく頑張りました。
卒業式も控えてます。まだあと1日子どもたちと会えるので、次のステージに気持ちよく送り出してあげたい。
いろいろな条件が重なった今年は、本当にためになったというか、充実というか、、、
『学び合い』フォーラムもありました。
校内での立場も変わってきました。
この1年は今後につながると言えます。
その中で揺れ動いたもの。
それが『学び合い』と教科の特質。
どちらも追い求めたい。
今までは課題づくりには、教科の特質を考えていれてきた。しかし、もっと…と欲が出てきた。可能なのか?
しかし、教科の特質を追い求めていくと、『学び合い』が退化していくのではないか?
なんてことを考えて実践が揺れました。
詰め込みすぎたこともありました。
でも、やっぱり自分がやりたいのは…と思いました。(もちろん、最低限しなければならないことはやってます。)
ストンと落ちたのは、高橋先生が書かれた本。
流動型『学び合い』の授業づくり。
まだまだ『学び合い』のことがわかってるわけではないけれど、こんな方向の進み方があるのだなと感じ、いいなぁと思いました。
子どもが
「楽しい」と思える授業
「やりたい」と思える授業
「よし!頑張ろう!」と思える授業
「人生の中で役に立つなぁ」と思える授業
もちろん、まだまだレベルアップしないといけない。まだまだやれることはある。
もっと教材研究もやっていこう。(的確に)
場や空間のデザイン。環境整備。
ルーブリックも活用しよう。(できるところは)
教科横断的な学びも模索する。
ふり返りも大切だなぁ。
フィードバックを怠らない。
仲間を増やす。
自分自身が学び続ける。
ふり返り続ける。模索し続ける。
「何を学ぶか」は教材をしっかり見極める。
「どのように学ぶか」を考えさせる。いろいろな学び方があるじゃないか。
主体的…粘り強く。
学びをふり返り、次につなげる。
対話的…幅広い人(教師、友達、地域の人…)と対話し、考えを比較したり広げたりする。
深い学び…各教科の見方・考え方を働かせる。思考、判断、表現し、自分の考えを深める。
今までは、同じ学校に同じような感じでやってる人がいなくて心細かったり、不安になったりしてたけど、アクティブ・ラーニング、未来の教室、新学習指導要領、どのように学ぶか、学びのポートフォリオ、
日本の教育自体が大きく動いていることがわかる。
同じ学校の先生方はどれだけ感じているだろうか?
でも、方向性は間違っていない。
まだ頭の中は固まってないけど、こんなことを考えて、やっていこう。
#26 有意義な時間
普段仕事してると、同じような考え方をもっている同僚は少ない。
(その中で折り合いをつけながら仕事してるから、不満はないのだけれど)
しかし、久しぶりに同じような考え方をもっている方と話すと、やっぱりそうだよな〜と思う。話がすんなり入ってくるな〜
成績シーズン。
学習内容もほぼ終わり、2学期の復習に入り始めている。
特に国語と算数、社会は自由。
その中で鍵になるのは、
「けテぶれ」。
漢字と計算の宿題を出しているのだけれど、2学期から「けテぶれ」を始めた。
個々によって取り組みの差があるから、学びの定着にも差があるのだけれども、結果としてはなかなか良い。(要因はそれだけではないのだけれど。)
自分一人で取り組む時はやはりだらだらしたり手を抜いたりしてしまう。「けテぶれ」だと、やらされてるのではなく、自分でしないといけない、学習者が主役な感じがする。
漢字まとめテストで6年間で初めて100点をとった子が、「けテぶれ」のおかげだと言ってきた。さらに1学期の平均点を5.5ポイント上回った。
家では「けテぶれ」、
学校では『学び合い』で復習したら確認し合ったり。
その結果が出たのだと思う。
算数は単元ごとに得意不得意がある。
1番苦手が多いのは「比と比の値」だけれども、他にも復習したいところはある。
また1学期の復習もやりたい子もいる。
そんな子どもに備えて、環境を整えている。1学期初めから2学期終了までの学習が復習できる環境。すきま自学の充実。
まとめテストの結果も踏まえて、自分の力を分析して、苦手なものに取り組む。
分からないところは、自分で調べたり友達に聞いたり。
その様子を見て、可視化していく。その繰り返し。
全て理解できてる子どもには、発展問題を用意しておく。そこでも、あーでもないこーでもないと頭を寄せ合って話し合う。そこに「ここ分からん」と比例の基礎問題を持ってきて、そこで説明大会。
一人で悩んでそうな子に声をかけると、近くにいる子どもが覗き込んできて、説明してくれる。
もちろん、担任が用意したプリントでなく、計算ドリルや教科書の問題に取り組む子どももいる。
自分で選ぶ。
自分で取り組む。
一人なんだけど、ひとりぼっちではない。
周りが助けてくれる。
この様子を見てると、幸せだと感じた。
でも、課題も見えてきた。
その先へ行かなくては。